※こちらの記事は2011年に行ったdrumshowのものです。
2011年10月1日に地元のhollywoodでdrumshowが開催されました。
家から車で10分弱の好アクセス!
これは行くしかない、ということで行ってまいりました。
hollywood drum showへ
このshowはクリニックとビンテージドラムやカスタムドラムの展示の2つがメインの催し物となっております。
クリニックと展示物をそれぞれ紹介していきたいと思います。
ちなみに入場料が$10かかりました。
こちらの都合もあって、土日の開催でしたが土曜日のみ参加しました。
(本当は日曜日も行きたかったですが。)
12時過ぎに会場に到着!!
午前中に行く予定でしたが、色々とばたばたして昼過ぎに到着です。
会場には様々なドラム関連ブースが並んでおりましたがそこまで広くはなく、コンパクトなドラムshowといった印象です。
さて、会場に到着した時にはすでに1人目のクリニックが始まっていました。
ドラムクリニック一人目【Jason Sutter】
1人目。Jason Sutter。
彼は10歳からプロドラマーとして活動していて、今はLAを拠点に
様々なアーティストストのサポートをしています。
写真は撮り忘れました。(苦笑)
クリニックではブラシを使ったスネア上でのジャズ風のレガートアレンジ等を披露してくれました。
パワフルな演奏も出来て、ブラシでの繊細な演奏も出来て、プレイの幅が広い。
ブラシのアレンジは独特なものがあったので非常に参考になりました。
Jason Sutterのクリニックが終わったので、その後会場内を物色しました。
パーツ類を物色
お目当ての1つはパーツ類。
パーツ類はやはりアメリカでもなかなか手に入りません。
だって、欲しいパーツが売っていることなんてなかなか無いですし。
こんな感じで色々とパーツ類も出展されておりましたが、
なかなかお目当てのパーツが見つからない。
仕方がないのでドラムを見て回ることにしました。
今回のSHOWではビンテージドラム類よりもカスタムドラム類の出展が目立ちました。
アメリカのドラムショップ事情
アメリカでは日本で無名のカスタムメイドのドラムが数十、数百とあります。
と言うか、アメリカでも無名のものも・・・
OCDPも以前は全くの無名でしたが、BLINK182のトラヴィスバーカーが使うようになってからメロコア系のドラマーに爆発的な人気が出て一気に有名ドラムメーカーになりましたよね。
品質は非常に素晴らしいのになかなか芽が出ないドラムメーカーは本当に多いです。
えっ。こんなにいい音が出るのに無名なの?というようなドラムメーカーがゴロゴロあります。
でも、無名でも値段は高い。汗
そんなメーカー達がアピール出来る場としてこのようドラムshowは貴重な機会であります。
実際に試奏してもらったり商品を手に取ってもらったり出来るからです。
しかし、それによって引き起こされる1つの問題が。
試奏じゃないだろう
何よりも騒々しい。
色々なブースで皆こぞって試奏するものだから、ドラムの6重奏、7重奏で素敵な雑音という名のハーモニーを奏でております。(苦笑)
いや、試奏だけならいいんです。
音を体感したいのは当然なので。
しかし、明らかにお前、練習してんじゃん!!ってくらいバカスカ叩いている人がいるものだからもう収拾がつきません。(笑)
そんな状況に辟易している時に安息の時間が。
そうです。クリニックの時は試奏禁止なのです。
ということで2人目のクリニックも拝聴してきました。
クリニック2人目 DAVE ELITCH
The Mars Voltaというアメリカの人気ロックバンド所属の若手ドラマーです。
(ちなみにこのバンドには以前はThomas Pridgenが所属していました。)
非常にパワフルでシンプルでありながらも洗練されたプレイにとても驚きました。
そして何よりも驚いたのは彼がまだ20代であるということ。
あれだけの技術と音楽センスを持ちながら20代!末恐ろしいです。
一気にファンになってしまったので初対面でしたが写真を一緒に
撮ってもらいました!!
非常に気さくな方で快く応じてくれました。
さて、2人目のクリニックも終わりましたし、ブースも一通り見たので帰ろうかなと。
しかし、せっかくなので最後のthomas langまで見ていこうかな、どうしようかなと迷っている時にある人に遭遇。
Brian “Brain” Mantiaです。
彼もセッション系のドラマーでたまたまこのドラムshowに来ていたようでした。
以前に一緒に仕事をしておりまして、その後の状況や近況報告をお互いにして情報交換しました。
そんなこんなでthomas langのクリニックの時間が迫ってきたので、最後まで見ていこうとなりました。
クリニック3人目 thomas lang
トーマスラングは日本でも有名ですね。
超技巧派のドラマーとして世界中で人気があります。
特にドラマーからの支持が厚いので、まさにクリニックのトリにうってつけの方でしょう。
会場のボルテージも本日の最高潮を迎えています。とにかく彼のドラムセットが圧巻です。
DWのツーバス、その隣にはキャノンが置いてあり、セットも非常に豪華です。
クリニック自体は非常に素晴らしく、彼の卓越したテクニックを惜しみなく披露しておりました。
ちなみに本人曰く、普段はこのようなセッティングはしないそうで、シンプルなジャズセット等を好むとのことでした。
確かにこれはセッティングにすごく時間がかかりそうですし、ギターやベースと演奏する場合には活用するのは難しそう。
トーマスラングはスティーブガッドのようにどんなジャンルでも同じセットで最高のプレイをすることが僕には出来ない。
だから、セッティングからチューニングまで全てジャンルに合わせて変えているんだ、というようなことを言っていました。
彼ほどのドラマーでも自分の欠点をしっかり把握し、自分が勝負できる長所を生かしているのだと思うと感動です。
質疑応答の後に最後にもう1曲プレイして大盛況でクリニックは終了しました。
素晴らしいクリニックでしたし、色々なドラムを試演奏出来たり、思わぬ友人に遭遇したりと有意義なドラムSHOWでした。
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